ありがとうございます。
2008年 10月 12日
祖父が亡くなってこの2週間とても早かったように感じる。
お焼香に来られる方も少なくなってきましたが、
それでも最低何人かは毎日来てくださってます。
来て下さいました方々、本当にありがとうございます。
ここ最近は、もうすでに悲しみのピークは過ぎているので、
来られた方に、
「この度は、お悔やみ申し上げます…」
と言われると、
「いやいや、来てくださいまして祖父も喜んでいると思います」
なんて言葉を、つい笑顔で喋ってしまう。
ある人に
「密葬なんてしたら、1年葬式せないかん!!」
・・・・・・・その意味が今になってやっとわかった気がする…。
私自身、この祖父の他界を乗り越えて思ったことは
死と言うものは決して悲しみや、ましてや最悪の事態
だけではないと、強く感じた。
生にしがみつく祖父を見るのは、とても苦しかった…
しかし最後は蝋燭の灯が消えるように静かだった…
最後の何年間とても苦しかったんだと思う…
身体の老化が激しい…
それは自身が1番分かっている…
しかし自分ではどうにも出来ない…
人生を走り切った人にはそれなりの死が訪れるんだと思う。
祖父の顔はとてもきれいだった。
何より安堵の表情だった。
楽になれたんだと思う。
僕はそう感じた。